介護のしごと④84歳、着地成功(^^;)
お年寄りが多いうちの病院は、当然認知症や骨折の患者さんも多い
84歳のタエコさん(仮名)は、大腿骨の骨折で入院している。足は膝下から股下まで固定され、ベッド上安静...のはず
そのタエコさんの「すみませーん、すみませーん」と呼ぶ声
廊下に出てみると、タエコさんが四人部屋のドアの所で手を振って呼んでいる
「うそっ!」慌てて数人で向かう
すると、タエコさん「なんだか足が痛いのよ」
「そうね~、折れてるからね~(^^;)」
ベッドを見ると、落下防止の4本の柵はちゃんとささっている
またいで乗り越えた?あの足で??
「タエコさん、上手に降りたんやねぇ」
「ちょっと大変だったわ」 (言葉遣いが丁寧)
そうでしょうとも!
とりあえず皆て担いでベッドに戻ってもらい、ベッドは壁付け、もう一方の床にはクッションの役目のマットとその上に、降りるとナースコールが鳴るようセンサーマットを敷く
やれやれ😥 でもまたきっと降りるな...
どうやら骨折しているという認識がないと、痛みもそれほど感じないようだ
ご本人にとっては有難い事だか、さらなる悲劇も招くので非常に危険!
だが...不謹慎だが...タエコさんが柵をまたいで降りる様子をちょっと見て見たかった...と思った私🙏
タエコさん、無事に回復して下さい(_ _)
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