なぜ?な『お見舞い品』…あれこれ(^^;
認知症がどんどんひどくなり、一日中病棟内を徘徊しているおじいさん、Yさんの所に…
近所のお友達らしい、腰の曲がった小さいおじいさんが、お見舞いにやってきた
手には80cmはある芋茎(ずいき)という野菜(里芋の茎)を大量に抱えている
「それは…?」と聞くと「今、畑で採ってきたんや😃」と笑顔のお友達
Yさん、今この状態でこれをお見舞いにもらってどうする…(=_=)
「申しわけありませんが…」と丁寧にお持ち帰りいただく(^^;
たぶん昔から、自分の畑で採れた野菜をあげたりもらったりする仲だったんだろうな…
微笑ましくも切ないが…スタッフは皆心の中でズッコケた(^^;;
もう口からは何も食べれず、寝たきりで点滴を続けているのおばあさんのテーブルには、お見舞いの”パック入りのおはぎ”がずっと置かれていて…
口には出せないが、まるでお供えのようだった(ーー;)
こちらも寝たきりで、左しか向けないおばあさんの右側のテレビ台の上には、大ぶりのガラスの花瓶にカサブランカの花束が…香りがすごい(^^;;
これは本当にぎょっとした
地震でも起きたら…ちょっとの揺れで花瓶がおばあさんの頭を直撃だ💦
慌てて床に下ろす
歯のないおばあさんに、果物詰め合わせ
きざみ食のおじいさんに寿司折り(もう食べていた)
もちろん、お見舞いに来る人は誰も悪気はないのだ…
私だって病院で働く前は、お見舞いと言えばお花か果物と思っていた(;^_^A
お年寄りへのお見舞い品は難しい
家族にすれば『 物はいらない、現金のみで…👌 』かな…
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。