これも介護…『最強のふたり 』!(^^)!
2011年のフランス映画『最強のふたり 』をDVDで観た
実話を元に作られた映画だ…
大金持ちだが、事故で首から下が麻痺している”フィリップ”は、常に介護人を募集していた。誰もが一週間で音を上げて辞めてしまうからだ
そこへ失業手当の申請のためだけに面接に来た、貧しい黒人青年”ドリス”
この二人が、健常者と障害者ではなく、ただの人間同士として友情を深めていく話だ
ドリスはフィリップにまったく気を使わない
思ったことはすべて口にする
自分がやりたいことをやる
電動車椅子のスピードが遅いことにイラついて改造したり、車の助手席に座らせて暴走し、パトカーを振り切るスリルを楽しんだり
タバコをくわえさせてやったり、チョコが食べたいと言うフィリップに「これは健常者用だからやらない」とジョークを言い、性的サービスをする場所にも普通に連れて行く
そして、「自分がその状態なら自殺するね」と言うドリスに、「自殺もできない状態だ」とジョークで返すフィリップ…
これが日本で作られた映画なら…
たぶん賛否両論、非難の嵐だろうな…
再度…これは、実話を元に作られた映画だ!
しかし、普段の私の仕事から想像してみると、実際には考えられないことの連続(^^;;
そもそも、まったく介護知識のない人が、日常の全て(手袋をはめて摘便まで…)をするって(^^;)
だが、介護される側はそれをとても心地よく感じている
ドリスに批判的な周りの人間に言った言葉
「彼は私に同情していない」
白人だとか黒人だとか、金持ちとか貧乏だとか、教養があるとかないとか、そして健常者か障害者か…そんなものはまったく関係なく、普通の友達のように接してくれることが、何よりフィリップには快適だったのだ…
介護全般に当てはまる考え方ではないが、介護される側の気持ちをすごく考えさせられた映画だった
この映画は、息子に以前から「絶対感動するから観てみろ」と言われていて…
「分かった…」と言いながらなかなか観ようとしない私にシビレを切らして、息子がレンタルしてきてくれたものだ
感動のツボは、同じだった!
息子に感謝😊
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