介護のしごと㉒ 悪態VS…(^^;;
延々と悪態をつくおじいさんがいる(ーー;)
90代のBさん…寝たきりだが、ご飯も自分で食べられるし、多少認知症はあるものの口を開けば文句を言っている”口だけ元気なおじいさん”だ…
最初にBさんを見た時は、30年ぶりに洞穴から発見されたのかと思ったくらい、髪の毛も、髭も眉毛も耳毛も…全ての毛が伸び放題だった
身体に触れられることを、凄い剣幕で拒否しているのが理由のようだった
私の闘争心が燃え上がるパターンだ!(^^)!
悪態をつかれ、罵倒されながらもお風呂へ運び込み、髭を剃って全身をキレイにしたら、最後には小さい声で「アリガトウ…」と言ってくれた
やだ、可愛い😆
しかしBさんその後も、いつ誰と病室に行っても、目が合った瞬間に敵意むき出しの目付きになる
「オムツ替えに来ましたよ~」
「は、出とらんわ」
いや、明らかに便臭がする
「出てますので、お尻洗うね」
「ちっ、さっさとやってくれっ!」
わざと「こんな美人の私たちにオムツ替えてもらうのは、幸せじゃないですか~」と言ってみる
Bさん、目をむき出して「どこが美人や、このババアがー!」
そう言うと思ったので、笑いそうになる(^^;;
すると「人のち〇〇見て、そんなにおまえらは面白いんか(`δ´ )」と言う
「いえいえ、特に面白いち〇〇でもないですよ(^^)」と返す
「Bさん、いつも怒ってばかりですね、たまには笑った顔見たいな~」と言ってみると…
「誰が笑うか、この性悪女めが……あっかんべー~だ(`Δ´)!」
えっ、あっかんべー…( ˙_˙ )
久しぶりに聞いた、あっかんべー
しかも、おじいさんの『あっかんべー 』!
一瞬間をおいて、ナースさんと二人で爆笑😂
ナースさんが「Bさん、可愛い😆、もう一回やって~」と言うと、Bさん少し照れながらも舌をペロッと出した…
ふふっ、今回は勝ったね(^-^)V
おじいさんにも、こういう刺激は必要だ…
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