『天国行き』の定期バスʚ😇ɞ
私の勤務先の病院の入院患者さんは、ほぼお年寄りです👴👵
長年入退院を繰り返している人や、終末期の患者さんも多く、亡くなる人も当然多い(_ _)
不思議なのは、亡くなる日が、ひと月の間のどこかに集中することだ
それまで、危ういながらも何とか安定を保っていた患者さんたちが、一人亡くなると、立て続けに亡くなってしまう👼
世間ではよく、引っ張られて逝ってしまった...と言うが、私には、まるで誘い合わせているように思える...
病院の前に『天国行き』という行先案内を掲げた定期バスが待っていて、神様に「もうそろそろ来てもいいよ👌」と言われた患者さんが、気の合う人同志で席の予約がしてある
長年、同じ病院に入院してる人同志なら、可愛いナースさんのこととか、共通の話題で盛り上がれるし...☺
乗り遅れて、次のバスにたった一人では淋しいから、みんなあわてて逝くのだ
きっとバスの中では...
「お~、なかなか来んで心配しとったわ」
「あー、焦った💦、もう少しで、心臓マッサージされるとこやった」
「うちは、みんなで、じーちゃん頑張れ!ってさ...もう、わしゃ98やぞ、勘弁してほしいわ(-_-;)」
「あれれ、なんか爺さんばっかりやないか、おめえ3号室のユキさん誘うって言っとらんかった?」
「誘ったけどよ、私は次のバスにさせていただくわ☺...ってさ」
「なんや、振られたんかい😂」
「仕方ねぇ、ジジイばっかやけど、飲んで食って、楽しくいくぞ~🙌」
「あ~、やっと酒が飲める、寿司も注文しといたしな😄」
「チューブで流し込まれるドロッドロのやつを、ご飯ですよ~って、かなわんわ!」
「もう、絶対戻りたくねぇな」
「カラオケやるぞー🙋」
な~んて会話をしながら、天国の入口、三途の川まで一週間かけて、楽しいバスの旅が始まる🚌💨
もちろん途中で、もう一度会っておきたい人には会いに行ける、何度でも(^-^)V
魂だけだから、瞬間移動であっという間だ👌
ただ、これは、お年寄りの専用バス...
若い人や、子供さんの場合は、辛くて想像もできません...
不謹慎かもしれなけど、歳をとって死んだ後には、今まで頑張ったご褒美の、ちょっとした『お楽しみ時間』があって、その後天国へ登って行けるのだと、私は思いたいのです😊
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