介護のしごと⑧刺青は...😅
入浴介助をしていると、たまに刺青の患者さんと出会う(^^;)
私の勝手な分類で刺青は主に三種類
①絵柄も着色も見事な完成系
②何らかの理由で途中で中止せざるをえなかった、絵が途中または、輪郭のみの未完成系
③明らかに自分で、はずみでやっちゃった感じのセルフ系(女性の名前など)
70代の患者Bさんは、①番の完成系で、肩から腕にかけての見事な和柄、桜の花も咲いていた🌸
Bさんは、起き上がることが出来ないため、ストレッチャーでナースのマイちゃんと一緒に介助をした
お風呂場でBさんの刺青を目にした私、『あらま、そうきたか~💦』と思ったが、寡黙で紳士的な態度のBさん、こういう人ほど怒らせると大変なので、とりあえず刺青のことはスルーして様子をみようと思った
中には、自慢したい人だっているからね(ーー;)
ところがだ...ナースのマイちゃん、いきなり「あー、刺青だ!、Bさん、昔ヤクザだったの~?」ときた😱
ヤクザなどという、あからさまなワード、しかもタメ口
Bさん、無言...(マイちゃん、ここで気付け)
「キレイだね~、あっ、これ桜の花? Bさん、桜が好きなの?」
Bさん、明らかに不機嫌、ずっと無言
さすがに私もマズイと思い、視線で『もうやめろ』と合図を送る
そして、「ホントにねえ、みごとな柄ですねぇ」などと、愛想笑いでごまかしつつ、話題を変えて乗り切った
Bさん、よくキレずに我慢してくれたと思う
後でマイちゃんに注意すると、「知り合いに刺青の面白いおじさんがいるから私、刺青大丈夫なんです~」って、おいおいそういう事じゃないでしょ(-_-;)
アンタの気持ちじゃなくてBさんの気持ち!
たとえ昔イケナイことをした人であっても、今はここの患者さんだからね...
特に②の未完成系、③のセルフ系の人は後悔もしているに違いない
だって、カッコ悪いもん...(^^;;
だからね、刺青は患者さんから話題にしない限り、そっとしておいてあげようよ、マイちゃん😅
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