介護のしごと⑥せつない手術😓
80代後半の、サブロウさん(仮名)。もの忘れはあるけど、いつもニコニコして穏やかなおじいさんだ
困ったことに病状が少し悪化してオシッコが出なくなった
そんな場合はたいがい、バルーンと呼ばれているモノを装着する
※バルーンカテーテル· · ·オシッコを溜める袋がついたカテーテル(菅)を尿道から挿入し、抜けないように膀胱内て先端を風船状に膨らませる...のでバルーンと言うようだ
さっそく、サブロウさんもバルーンを入れることになった
ところが...サブロウさん、いわゆる「ほう〇〇」のひどい状態で、誰が挑戦しても無理だったようで、まず、その手術をすることになった😵
優しい娘さんに付き添われて、泌尿器科のある病院で手術を終えて帰ってきた
「サブロウさん、おかえり(^^)」
でも出迎えたスタッフの気持ちは複雑だった
なぜ今頃になって...子供の時とは言わない、せめて20代、いや30代でも40代でもいい、もう少し早く手術をしなかったのか?
そうすれば、人生の喜びがもう2割増しぐらいにはなったのではないか...(よく分からないけど)
80代も終わりになって...なんか切ない😖
皆が、同じようなことを思っていた
でも、サブロウさんは、何ごともなかったようにいつもの笑顔で「おう、サンキュー」と言ってくれた(英語が得意らしい)
まあ、めでたしめでたし、かな😅
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