読書『 最後の医者は…』深くて重い(*_*)
少し前に、ブロ友 ”blackごん&Whitey” さんが紹介してくれたこの本…
『最後の医者は桜を見上げて君を想う』
コメントできないので、勝手にリブログさせていただきました
ごんさん、すみません…ありがとう(_ _)
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昨日やっと図書館で借りることができ、今日は仕事が夕方から…ということもあって、昨夜11時過ぎから深夜3時まで一気に読み切った…
誰もが避けては通れない『死 』がテーマなだけに、読んだ後頭に浮かぶことが多すぎてまったくまとまらない(そもそも簡単にまとまる問題でもないね)
読んでいる中で一番印象的に頭に浮かんだ映像が『 ベルトコンベア』
患者は病院にかかった瞬間から『ベルトコンベア 』に乗せられ、一定のルールに従って進んでいく
途中で何度も『選択肢 』という、分岐点があり…
それはまず、どの病院にかかるか?から始まって、
治療方針に納得できるか?
セカンドオピニオンは?
さらにそれが、死と向き合わなくてはいけない病と判明すると…
手術はするのか?
化学療法を受けるのか?
延命治療は受けるのか?
医者から、どちらを選択されますか?と迫られその都度(ほとんどの人が)その先に何が待っているのか分からない状況で、どちらかの道を選択しなければならない
どちらを選んでも、本当にこちらで良かったのか…と悩み、しかし後悔してもあの時の分岐点にはもう戻れない…
ベルトコンベアに乗せられたまま、奇跡を信じて辛い治療に堪え、流されていくしかない
Dr.桐子の言葉
ベルトコンベアから降りて、自分の足で歩いて死に向かうという選択肢もある…
人は常に『選択 』をしながら生きている
朝目覚ましが鳴って、起きようか、あと5分だけ寝ようか…から始まって、朝ごはんは何を食べよう?、何を着ていこう?
一日に何十回、人生で何万回?
どうでもいいような選択もあれば、最後にはどんな死に方をするか?まで…
どちらの選択が正しいか…なんてことは決して分からないけど、自分で選んだ方が後悔は少ないに決まっている、自分のことに関しては…
これが自分以外の大切な人のことになると…(*_*)
だから、家族を悩ませ辛い選択をさせないためにも、自分のことは自分で選択をする
できるだけ最後の最後まで…
選択ができるうちに考えておかなくてはならない
若いからといって、今健康だからといって、最後の選択がずっと先とは限らないからね…
でもきっと…このブログを書き終わったら『 お昼ご飯は何食べよう』なんて小さな選択を繰り返す日常に戻るんだろうな…(^^;;
それでも、この本を読んで浮かんだ映像は、いつか大事な選択を迫られた時にきっと思い出す
ごんさん、有難う(_ _)
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